疲れる美容院

全く個人的なことだが、今日美容院へ行った。
カットのみ、正味1時間で4,000円弱。

その後疲れを強く感じた。

友人にそのことを話すと、とても共感を得た。
その原因をとにかく箇条すると、

・髪型というファッショナブルに属すものを他人に完全に委任
・自分の思ったとおりの髪形になるかという大きな不安
・リラックスさせようと話しかけるトークへの気遣い
・大抵シャンプーを担当するアシスタントという初対面の人との会話
・アシスタントのかなり突っ込んだ会話
・アシスタントはおそらくその会話の次回まで覚えていないだろうという思い
・美容院へ行くたびに毎回アシスタントが異なり、繰り返される上記のこと
・出来上がりを見て、カット前の自分の想像上の完成型と異なっているにも関わらず、悪くないという混乱
・ほぼ完璧に仕上がった髪型を見て「これが完成形であり、自分ではこの完成形にすることができない」という少しの落胆
・時間と体を拘束された上でお金を支払わなければならない義務

などなど考えられる。
もちろん髪型を整えてもらったという嬉しさはある。
だから美容院にはまた行くのだけれど、また疲れなければならないのだ。