2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『ALWAYS 三丁目の夕日』

『ALWAYS 三丁目の夕日』山崎貴作品。 思っていたよりも、観られる。 予告編だけでは全然わからなかった人物関係が判明した。 次々と新しいこと、ものが生まれ、それと同時に 次々と失われていくこと、ものが儚い。 泣かせ処がいくつもあり、テレビドラマ的…

『それでもボクはやってない』

『それでもボクはやってない』 周防正行作品。キタ。 今年最高の作品。 心にダイレクトに響く重さを強く感じる。「真実」ではなく「現実」を忠実に描く。 主人公に十分すぎるほど感情移入してしまい、上映後しばらく立ち上がれなかったほど。「男性」として…

『マリー・アントワネット』

『マリー・アントワネット』 ソフィア・コッポラ作品。史実ではなく、ひとりの「女性」としてのマリー・アントワネットを描く。 全篇に渡るのはマリー・アントワネットの切なさ。 華やかでも、楽しくても、優雅でも、喜んでも、切ないのだ。豪華なセット(ヴ…

『ファーゴ』

『ファーゴ』コーエン作品。 偽装誘拐を端に発した無意味な悲劇。とてもやりきれない。 次々と失われていく命とその事件を捜査する妊婦の主人公との命の対比が映える。 殺人は猟奇的で無残で残酷だが、主人公の落ち着きや夫婦の愛が作品を充分に緩和し、後味…

『お熱いのがお好き Some Like It Hot』

『お熱いのがお好き Some Like It Hot』初ビリー・ワイルダー作品。 オモロ、楽しい。 全く飽きさせず、わかりやすく、楽しい場面を立て続けに魅せる技術はさすが。 マリリン・モンローをはじめてしっかり観たが、そのセクシーさは必見。 セックスシンボルは…

合格折願(?)

本日(2007年1月14日)の朝日新聞朝刊一面の「お願い天神様!」の一部分です。あなた、ダメかもしれない。

『博士の異常な愛情』

『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb』 キューブリック作品。オモロ。飽きさせず、惹きつけられる。 ブラックユーモア盛り沢山。 …

謹賀新年

あけましておめでとうございます。いつも御覧になっている方々、ありがとうございます。今年もエントリーを続けますので、どうぞよろしくお願い致します。 まりむら