『博士の異常な愛情』

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb』
キューブリック作品。

オモロ。飽きさせず、惹きつけられる。
ブラックユーモア盛り沢山。
アメリカとソ連が連絡を取り合い、機密事項を教えあう場面も、
当時(1963年)としてはユーモア、つまり実際にはありえないことだったろう。
大統領と総統を間違え、ナチの右手を挙げようとする博士もブラック。
ラストではやっぱり悲しくなり、「また会いましょう」の歌声が虚しい。

誰も核戦争を起こしたくないのに核爆弾を持つジレンマにこちらまで息苦しくなる。

Strangelove