華麗なる一族

華麗なる一族

全話観た。
一人の出生をめぐり、その家族だけでなく、数社の企業、いや社会を巻き込んでいった物語。

最終回は8割ほど想定できたが、2割には思わず声を上げて驚いた。
特に出生の真実には頭を抱えるようだった。悲劇だ。

主役の木村がいい。
次々と変わる感情が表現できる。
また、木村ワンマンのドラマにならないのがいい。
周りの演者が皆観たことある人ばかりで、主役と互角の存在感を持つ。
やはり、北大路の悪ぶりと存在感は流石だ。

大介の悲惨な勝利も束の間安楽であることを匂わせて物語は終わる。
鉄平には明日の朝日が見えないように。

見応えのあるドラマだった。