『ラストキング・オブ・スコットランド』
ハードな映画。
ウガンダに実際に存在した独裁政権をスコットランドの青年医師から描く。
アフリカ音楽の陽気さとアニン大統領の冷酷さのギャップが大きく、残虐さが痛い。
苦しさに手に汗握ってしまった。さすがR-15。
ギャリックの軽率さ、安易さが自分自身だけでなく周りの人物を苦しめることになる。
自業自得であり、あまり同情はできないが、国外脱出のシーンは流石にハラハラした。
ギャリックは反省し、罪は生きて償っていくしかない。
アニン大統領役(フォレスト・ウィテカー)はアカデミー賞を獲ったとのこと。
本人かと思えるほどの出来。
R-15を覚悟して観てください。