『プラダを着た悪魔 The DEVIL wears PRADA』

プラダを着た悪魔 The DEVIL wears PRADA

快作!

あるファッション雑誌の編集部の仕事ぶりから、その業界の厳しさ、楽しさ、美しさ、冷たさを知る。
安易に「おしゃれ」に流れないことがストーリーに緊張感を与える。

たかがファッションではない。
メリル・ストリープが言っていた、
「あなたが着ている服は数年前にこの本に載っていたわ。私たちは未来の流行を作っているの」
という言葉に納得し、なんか凹む。
とにかくメリルは巧い。

アン・ハサウェイの可愛さと美しさ、目の大きさが目立つ。
優秀な頭脳を持ち、率直に話す姿は好感が持てるし、ミランダことメリルの心も動かした。

ただのファッション礼賛に終わらず、女性の前向きで自立した姿を映し出した。


パリコレの美しさと華麗さは見もの。


Prada